USCPAとMBAは、性質の違うものです。この記事では、どちらが上かという優劣ではなく、それぞれの役割の違いと、組み合わせを考えるときの視点を整理します。

<この記事の対象者>・USCPAとMBAの両方に関心がある方・キャリアの組み合わせを考えたい方

結論:USCPAは「専門資格」、MBAは「学位」で、役割が違います

項目 USCPA MBA
性質 州の会計士委員会が発行するライセンス(AICPA) 大学院で取得する経営学の学位
取得の条件 教育・試験・実務経験(州ごとに異なる) 大学院の入学・修了の条件
学ぶ内容の傾向 会計・監査・税務・情報システムなどの専門知識 経営全般(戦略・マーケティング・組織など。大学院により異なる)

MBAの内容は大学院ごとに異なります。上の表は一般的な傾向であり、特定の大学院を示すものではありません。

組み合わせの考え方

  • 専門性を軸にして、経営の視点を足す:会計・監査・税務の専門性に、経営全般の視点を加えたい場合。
  • 経営の視点を軸にして、会計の専門性を足す:経営の学びに、会計の専門性を加えたい場合。

どちらが先かは、現在のキャリアと目的によって変わります。

教育要件との関係

NASBAのモデルでは、ライセンスの道筋として、会計の大学院の学位に1年の実務経験を組み合わせる道筋が示されています。ただし、MBAが「会計の大学院の学位」として扱われるかどうかは、州や大学院の課程によって異なります。出願予定の州の委員会に確認してください。

確認できなかったこと

MBA取得者のUSCPAの扱い、年収・採用の条件は、今回確認した公式情報では確認できませんでした。数値は示していません。

よくある質問

Q. USCPAとMBAは、どちらを先に取るべきですか?
A. 決まりはありません。目的や現在のキャリア、使える時間と費用で判断します。費用はUSCPAの費用の記事も参考になります。

あわせて読みたい

USCPAの知識とライセンスが実務でどう関係するかを、職種・業務ごとに整理しています。

【USCPAと実務】職種・業務との関係で整理(ノートと多機能ナイフ)
USCPAは実務でどう役立つか|職種・業務との関係で整理するこの記事は、「USCPAを取るべきか」や「転職に有利か」ではなく、「実際の業務で、USCPAの知識やライセンスがどう関係するか」に絞って...

USCPAを取る意味があるかを判断するための考え方を、事実と一般論に分けて整理しています。

【USCPAを取る意味は?】目的から考えるメリット(夕景の屋上テラスで遠くを見つめる男性)
USCPAを取得する意味はある?メリットを判断するための考え方「USCPAを取る意味はあるのか」という問いに、全員に当てはまる答えはありません。この記事では、収入や求人の数字は示さず、公式の案内で確...

USCPAの年収について、平均値を示せない理由と、確認できるデータの見方を整理しています。

【USCPAの年収】平均値がない理由とデータの見方(拡大鏡でグラフの資料を確認する手元)
USCPAの年収は?平均値がない理由と、確認できるデータの見方「USCPAを取ると年収はいくらになるのか」は気になる点ですが、今回確認した範囲では、USCPA資格保有者の平均年収を示す信頼できる公的...

記事全体を順番に読み進めたい方は、完全攻略マップをご覧ください。

【USCPA完全攻略マップ】初心者から合格・転職までの勉強法を徹底解説(大学キャンパスで学ぶ4人の学生)
【USCPA完全攻略マップ】初心者から合格・転職までの勉強法を徹底解説「USCPAって何から調べればいいの?」「独学と予備校、どっちがいいの?」「FARとAUD、どっちが難しいの?」——USCPA(米国公認...

参考にした情報(2026年10月3日確認)

目的が決まったら、学習の一歩を。

e-study CPAなら、AUD・FAR・REG・BAR・ISC・TCPの6科目をブラウザで学習できます。

e-study CPAで問題を解いてみる →