USCPAとは?資格の基本と取得までの流れを公式情報で整理
USCPAは、アメリカの公認会計士(CPA)の試験・資格を、日本で略して呼ぶときの名前です。この記事では、AICPAやNASBAの公式の案内で確認できる範囲で、USCPAの基本と、取得までの大まかな流れを整理します。
<この記事の対象者>・USCPAとは何か、はじめて知りたい方・どんな試験で、何が必要なのかを大まかに把握したい方
結論:USCPAは、州ごとのライセンスで、教育・試験・実務経験を満たして取得します
USCPAの基本
- 3つの要素:AICPAは、CPAになるために必要な要素を「教育・試験・実務経験」(州によっては倫理も)と説明しています。
- 州の委員会が条件を決める:教育、実務経験、倫理試験の有無などは、州の会計士委員会が定めます。
- 試験の構成:必須のCore3科目(AUD・FAR・REG)と、BAR・ISC・TCPから選ぶDiscipline1科目の、合計4セクションに合格します。各セクションは4時間です。
- 合格点:0〜99の換算点で、75点以上が合格です。
取得までの流れ(AICPAの案内)
- 教育要件を確認する(一般に120単位が目安ですが、場所によって異なります)。
- NASBAのCPA Centralで出願する。
- NTS(Notice to Schedule)を受け取り、Prometricで試験を予約する。
- 各セクションを受験する(試験は通年で実施されます)。
- 州によって必要な倫理試験を確認する。
- 州の委員会で、教育・実務経験の要件を満たして、ライセンスを申請する。
試験の合格と、ライセンスの取得は別の手続きです。ライセンスには、州ごとの実務経験などが必要です。
関係する団体
| 団体 | 主な役割 |
|---|---|
| AICPA | 試験の採点、合格率の公表など |
| NASBA | 出願の窓口、NTSの発行、スコアの発表など |
| Prometric | 試験会場での受験の運営 |
| 州の会計士委員会 | 受験とライセンスの要件の決定、ライセンスの発行 |
次に読みたい記事
難易度や合格率の全体像はUSCPAの難易度の記事、費用はUSCPAの費用の記事、英語力は英語力の記事、独学については独学の記事で整理しています。
よくある質問
Q. USCPAは日本でも受験できますか?
A. 日本を含む国際会場での受験(国際受験)が用意されています。参加していない州もあるため、出願先の確認が必要です。
Q. 日本の公認会計士と同じ資格ですか?
A. 別の制度です。違いは、日本の公認会計士との違いの記事で整理する予定です。
あわせて読みたい
USCPAを取る意味があるかを判断するための考え方を、事実と一般論に分けて整理しています。
向き不向きを性格ではなく条件で確認するための、5つの確認ポイントを整理しています。
出願から受験予約までの手順(州への出願→NTS→予約→受験)と、日本から受験する場合の追加手順を整理しています。
2024年からのCore+Discipline制の仕組みと、Disciplineの選び方、合格の有効期間の扱いを整理しています。
記事全体を順番に読み進めたい方は、完全攻略マップをご覧ください。
参考にした情報(2026年10月3日確認)
- AICPA:Guide to Earning Your CPA
- AICPA:CPA Exam FAQ
- NASBA:CPA Exam - International Administration
- NASBA:Score Information
全体像をつかんだら、最初の1科目を決めよう。
e-study CPAなら、AUD・FAR・REG・BAR・ISC・TCPの6科目をブラウザで学習できます。