「この単元は苦手な気がする」「なんとなく自信がない」。USCPAの学習を進めていると、そんな感覚が出てくることがあります。ただ、感覚だけで苦手分野を決めると、実際の弱点とずれてしまうことがあります。

この記事では、「なんとなく苦手」を、記録にもとづく弱点に変える方法を、単元(カテゴリ)単位で整理します。

<この記事の対象者>
・苦手な単元が何なのか、はっきりしない方
・苦手意識はあるが、対策の優先順位がつけられない方
・感覚ではなく、根拠をもって弱点を克服したい方

結論:苦手は「単元ごとの記録」で見つけます

苦手分野は、感覚ではなく、単元ごとの正答率と間違いの原因の記録から見つけます。単元ごとに記録して集計し、原因を分けたうえで、優先する弱点を1つに絞ることで、対策の的が絞れます。

なぜ「なんとなく」では不十分なのか

Bjorkらのレビュー(2013年)は、学習者が、内容に触れたときの感覚(流暢さ)に左右されて、自分の理解度を正確に判断しにくいことを整理しています。Karpickeらの2008年の研究でも、学生が予測した自分の成績と実際の成績に、相関が見られなかったことが報告されています。これらは主に大学生などを対象にした研究で、USCPA受験生に限った結果ではありませんが、感覚だけに頼らず記録で確かめる意味を考える手がかりになります。

弱点を見つける4ステップ

苦手分野を見つける4ステップの図解。記録する、単元別に集める、原因を分ける、1つに絞る

1. 単元名・正誤・自信度を記録する

問題を解くたびに、単元名、正解か不正解か、答えへの自信度を記録します。手間を減らすため、問題集の単元名をそのまま使い、記録は1問1行程度にとどめます。

2. 単元ごとに集計する

一定量たまったら、単元ごとに解いた数と正答率、「自信ありで間違えた数」を集計します。単元ごとの違いが数字で見えるようになります。

集計する項目分かること
解いた数その単元の結果がどれだけ信頼できるか
正答率単元ごとの得意・不得意の傾向
自信ありで間違えた数思い込みが残っている可能性

解いた数が少ない単元は、たまたまの結果に左右されやすいため、判断を保留して、先に問題数を増やします。

3. 間違いの原因を分ける

正答率が低い単元について、間違いの原因が「知識不足」「問題文の読み違い」「似た概念の混同」など、どれに近いかを分けます。原因によって、対策が変わります。

4. 優先する弱点を1つに絞る

弱点が複数見つかっても、一度に対策しようとせず、最も影響の大きいものを1つ選びます。試験の出題範囲(ブループリント)は、AICPAの公式サイトから確認できます。出題範囲に占める割合も、優先順位を考える材料になります。

「自信ありで間違えた」単元に注目する

Butterfieldらの2001年の研究では、強い自信をもって間違えた内容は、正しい答えを知ると訂正されやすい傾向があると報告されています。自信ありで間違えた問題が多い単元は、思い込みが残っている可能性があり、原因を確認するチャンスと考えられます。

よくある質問

Q. どのくらいの問題数を解けば、弱点を判断できますか?

A. 決まった数はありません。ただし、1〜2問の結果で判断するのは避けましょう。単元ごとに複数回解いて、正答率の傾向が安定してから判断すると、たまたまの結果に左右されにくくなります。

Q. 記録するのが面倒で続きません。

A. 最初は「単元名と正誤」だけで構いません。慣れてきたら自信度を足すなど、少しずつ項目を増やすと続けやすくなります。

苦手分野の演習を、カテゴリ別に。

e-study CPAでは、科目ごとにカテゴリを選んで問題を解けます。

①
学び方を選ぶ
e-study CPAの学習モード選択画面。カテゴリ別に解く、ランダムに解く、模試を受ける、復習する(間違えた問題・保存した問題・模試の結果)が表示されている
カテゴリ別・ランダム・模試・復習から選択
②
問題を解く
e-study CPAの問題演習画面。英語の問題文と選択肢の下に、日本語訳が表示されている
日本語訳を確認しながら英文問題を演習
③
解説で理解する
e-study CPAの回答後の解説画面。正解、30秒解説、選択肢の理由、試験で覚えるポイントが日本語で表示されている
解説・選択肢の理由・試験ポイントを確認
6科目
対応
1,696問
収録
ブラウザ
ですぐ学習
AUD・FAR・REG・BAR・ISC・TCP

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参考にした情報

まとめ:苦手は「感覚」から「記録」に変えて見つけます

苦手分野は、単元名・正誤・自信度を記録して集計し、原因を分けたうえで、優先する弱点を1つに絞って対策します。まずは次の演習から、単元名と正誤を記録することから始めてみてください。