USCPAとUSCMAの違い|資格の性質と要件を整理して選ぶ
USCPAとUSCMA(CMA)は、どちらもアメリカの会計に関する資格ですが、発行する団体も、資格の性質も違います。この記事では、公式の案内で確認できる範囲で要件の違いを整理し、「どちらを取るべきか」は目的で考えるための視点を示します。
<この記事の対象者>・USCPAとUSCMAのどちらにするか迷っている方・それぞれの要件の違いを知りたい方
結論:資格の性質が違うため、目的(監査・税務・実務か、管理会計か)で選びます
要件の比較(確認できた範囲)
| 項目 | USCPA | CMA |
|---|---|---|
| 発行・管理 | 州の会計士委員会がライセンスを発行(AICPA) | IMA(Institute of Management Accountants)の認定資格 |
| 教育 | 州ごとの単位要件 | 認定された大学の学士号、または関連する専門資格(IMA) |
| 実務経験 | 州ごとに異なる | 管理会計・財務管理の連続2年の実務経験(試験前または合格後7年以内に満たせる)(IMA) |
| 試験 | Core3科目+Discipline1科目。各75点以上 | Part1・Part2。合格点は360点(IMA) |
| その他 | 倫理試験は州による | IMAの会員であること。合格後は年30時間のCPE(うち倫理2時間以上) |
資格の性質の違い
- USCPAは、州の委員会が発行するライセンスです。
- CMAは、IMAが認定する資格で、国や州のライセンスとは別です。
試験で扱う分野も異なります。USCPAは、監査・財務会計・税法などを含み、CMAは管理会計・財務管理の分野に重点があります。ただし、CMAの試験範囲の詳細は、今回、公式ページで確認できなかったため、IMAの最新の案内で確認してください。
選ぶときの視点(優劣ではなく目的で考える)
- 監査・税務を含む会計の専門職、またはライセンスを視野に入れるのか。
- 事業会社での管理会計や経営管理に重点を置くのか。
- 必要な学歴・経験を満たせるか。
確認できなかったこと
- CMAの試験の形式・時間、受験料、年会費
- 日本国内での、両資格の評価の違い
よくある質問
Q. どちらが難しいですか?
A. 試験の構成や範囲が違うため、単純には比較できません。USCPAの難易度は難易度の記事で整理しています。CMAの難易度は、この記事では比較していません。
あわせて読みたい
USCPAと日本の公認会計士の制度の違いを表で整理し、目的に合わせて選ぶ視点を示しています。
USCPAの基本と取得までの流れを、AICPAやNASBAの公式の案内で確認できる範囲で整理しています。
USCPAとMBAの役割の違いと、組み合わせを考える視点を整理しています。
USCPAを取る意味があるかを判断するための考え方を、事実と一般論に分けて整理しています。
記事全体を順番に読み進めたい方は、完全攻略マップをご覧ください。
参考にした情報(2026年10月3日確認)
- AICPA:Guide to Earning Your CPA
- AICPA:CPA Exam scoring and pass rates
- IMA:What do you need to qualify for the CMA certification?