USCPA合格後のライセンス登録|経験・倫理試験・申請先は州ごとに違う
USCPAは、試験に合格しただけでライセンスが付与されるわけではありません。この記事では、AICPA・NASBAなどの公式の案内で確認できる範囲で、合格後のライセンス登録の大まかな流れと、州ごとに違う点を整理します。具体的な要件は、州(管轄)によって異なるため、この記事では特定の州の条件を一般化していません。
<この記事の対象者>・合格後に何が必要か知りたい方・実務経験や倫理試験の有無が気になる方・どの州に登録するかを考えている方
結論:ライセンスは「教育・試験・実務経験」で決まり、細かい条件は州の委員会が決めます
AICPAは、CPAライセンスの要素を「教育・試験・実務経験」の3つ(州によっては倫理も)と説明しています。ライセンスの申請は、州の会計士委員会(Board of Accountancy)を通じて行い、委員会が、その州の要件を満たしているかを確認します。
合格後に確認することの一覧
| 確認すること | 公式の案内で確認できる内容 |
|---|---|
| 実務経験 | すべての管轄で必要。経験の年数や内容は管轄ごとに異なります(ThisWayToCPA)。 |
| 倫理試験 | 多くの管轄で、別途の倫理試験が求められます。必要かどうかは州ごとに確認します(AICPA)。 |
| 人物・適格性の確認 | 州によっては、人物面の確認があります(ThisWayToCPA)。 |
| 申請料 | 多くの州で、手数料がかかるとされています。金額は州ごとに確認します。 |
| 教育要件 | 2025年に、NASBAとAICPAのモデル法で3つの道筋(大学院、150単位、120単位)が示されました。採用は州ごとの立法によります(NASBA)。 |
教育と経験の組み合わせ(NASBAの示すモデル)
| 道筋 | 教育 | 実務経験 |
|---|---|---|
| 大学院 | 会計の大学院の学位 | 1年 |
| 従来の150単位 | 会計の学士+追加30単位(合計150単位) | 1年 |
| 新しい120単位 | 会計の学士(120単位) | 2年 |
これはモデルであり、実際には、どの道筋を認めているかは州によって異なります。
登録する州を選ぶとき
NASBAは、CPAの「モビリティ(州をまたいだ業務)」について、個人の資格(教育・試験・実務経験)で決まる仕組みへ変わったと説明しています。ただし、実際の扱いは管轄ごとの法令によります。詳細は、NASBAが案内するCPAMobility.orgや、各州の委員会で確認してください。
確認できなかったこと
- 日本在住者が実務経験を満たす方法(日本での勤務経験が認められるか、認められる場合の条件)
- ライセンス維持のための継続教育(CPE)の要件
これらは、今回確認した公式ページでは確認できませんでした。出願予定の州の委員会に確認してください。受験の出願先の選び方は、州の選び方の記事で整理する予定です。
よくある質問
Q. 試験に合格すれば、すぐにCPAを名乗れますか?
A. 名乗れる条件は州によって異なります。AICPAは、教育・試験・実務経験を満たしたうえで、州の委員会に申請する流れを案内しています。
Q. 実務経験はどれくらい必要ですか?
A. 上の表のとおり、モデルでは1年または2年とされていますが、実際の年数や内容は州によって異なります。
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記事全体を順番に読み進めたい方は、完全攻略マップをご覧ください。
参考にした情報(2026年10月3日確認)
- AICPA:Guide to Earning Your CPA
- ThisWayToCPA:Licensure Center
- NASBA:New CPA Licensure Pathways and CPA Mobility
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