TOEFL試験においては「知らない単語はないのに意味がよく理解できない」「中身が頭に入ってこない」といった状況に陥りスコアが伸び悩むことがよくあります。
これはTOEFLの背景知識が不足していることに起因している可能性が非常に高いです。
公式ガイドや公式問題集を数多く解くことで自然と身に着けることも可能ですが、短期集中的に背景知識をインプットしたい方には『TOEFLテストビジュアル英単語』がおすすめです。
本記事では、より具体的に「背景知識が必要な理由」と『TOEFLテストビジュアル英単語』の概要・使い方をご紹介します。
<この記事の対象者>
・『TOEFLテストビジュアル英単語』の購入を検討している方
・TOEFLの背景知識を集中的に身に付けたい方
『TOEFLテストビジュアル英単語』とは?
TOEFL試験で頻出の英単語が4,100語収録されている単語帳ですが、最大の特徴はTOEFLの難解な背景知識をビジュアル(図やイラストなど)を用いてわかりやすく説明している点です。
このようなTOEFL単語帳は他になく非常にユニークな一冊となっています。
<テーマ>
TOEFLに頻出の以下12分野が含まれています
人類学・歴史学、西洋文化・思想史、教育・学問・スポーツ、英米の文化、天文学、地球科学、地球の気候、環境・エネルギー問題、生物学、人体・医学、物理学・化学、テクノロジー、
『TOEFLテストビジュアル英単語』の使い方・活用法
4,100語の単語が収録されていますが、単語学習を目的とするよりも、背景知識をインプットする目的として使うのが個人的にはおすすめです。
本書の最大の長所は難しい背景知識を平易な表現でわかりやすく伝えてくれる点なので、単語自体は目標スコア別に整理されている『TOEFLテスト英単語3800』の方がレベルに応じて学べるので良いと感じています。
筆者が実際に行った勉強方法としては、記載されている12分野のうち興味のあるものから順番に、ビジュアル(図やイラストなど)のページだけを読んでいきました。
勉強というよりは読書という感覚で、勉強に疲れている時の息抜きとして活用していました。読み物として楽しく読めるので頭が疲れていたり、やる気が出ない時にもピッタリです。
『TOEFLテストビジュアル英単語』の効果・感想
筆者は元々Readingでわからない単語がほとんどないのにスコアが低い(22点前後)という状況が続いたことから、本書に取り組みました。
筆者は何度もTOEFLを受けているので、本書だけの効果とは言い切れないものの、特に他のReading対策は行っていない中で、Readingのスコアがその後28~30点で安定しました。
万人に有効というわけではないと思いますが、Reading・Listeningのスコアが思うように上がってこない方は試してみてはいかがでしょうか。
読む・聞くのがぐっと楽になると思いますよ。
まとめ:『TOEFLテストビジュアル英単語』で短期集中で背景知識を詰め込もう
背景知識が不足していると、せっかく英語力を高めてもTOEFLスコアが伸びて行かないので非常にもったいないです。
背景知識は比較的短時間で楽しみながらインプットすることができるので、勉強の気分転換に読んでみてはいかがでしょうか。
TOEFLのおすすめ教材・テキストについては以下の記事でまとめていますので、是非参考にしてみてください。