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留学経験者が「Distinction」使ってみた感想【Atsueigo】

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本記事では留学経験者(アメリカMBA)の筆者が、英語学習系の人気Youtuber「Atsueigo 」の「Atsu」さんが制作された「Distinction」を実際に使用した感想やおススメの勉強方法を紹介しています。 

Distinctionの悪い点も含めて、率直にレビューしていますので、購入を検討している方や実践的な英語力を身に着けたいと思っている方は是非ご一読いただけると幸いです。 

<この記事の対象者>
Distinctionの効果・評判を知りたい方
・留学やTOEICの高スコア取得を目指している方
・実践的な英語力を身に着ける方法を探している方

Distinctionとは?

人気Youtuberでもあり、元USCPAでもあるTOEIC満点のAtsueigoさんが制作された単語帳です。

Distinction1~3まで用意されており、それぞれ400単語(例文が800個)が収録されています。内容は日本の単語帳に収録されていないものの、ネイティブが当たり前に使う単語・表現ばかりとなっています

「book-smart」「I'm game」など、単語自体は難しくないものの、日本で学習している方に取っては聞きなれない表現が多く収録されており、公式HP(書籍版・アプリ版)やAppleのApp Store(アプリ版)で購入可能です。

また、より初学者向けの「Distinction2000」も発売されており、こちらはAmazonでも購入可能となっています。

なお、本記事ではアプリ版の「Distinction1~3」を中心に紹介していきます。

Distinctionの効果・メリット

①収録されている単語・表現が非常にリアルで実践的

制作陣にはネイティブスピーカーが含まれていることから、実際の会話で使用される単語・表現ばかりになっています。

たとえば、「grab a coffee」は私はアメリカに留学するまで全く聞いたことのない表現でしたが、現地では毎日のように誰かが言っていました

現地で過ごしたことがある人なら「これよく聞くよね」という表現がたくさん収録されており、非常に実践的だと感じました。

②ナチュラルなスピードで音声が聞ける(操作性も良い)

アプリ版では、画面上の英文にタッチすると音声が読み上げられます。

一般的な単語帳の音声は不自然な程遅く、また文章の場合はリンキングがされていないことも多いため、実践的ではありませんが、Distinctionでは非常にナチュラルなスピードで読まれているため、真似していくことでリアルなスピーキング力を身に付けられると思います。

また、操作性がとても良く、音声を聞いている最中に英文を再度タッチすると頭から聞き直すことができます。リスニングの勉強をしている時、聞き取れなかった音声を再度聞きたい時に、上手く戻れなくてストレスが溜まる(面倒になって聞き返さない)というのはよくあることだと思いますので、その点Distinctionの操作性は優れています。

③表現の言い換えが便利

表現の言い換えが非常に便利で、ネイティブ的なカジュアルな表現(例:book-smart)の後に、日本でも勉強するような一般的な表現(例:academically intelligent)での言い換えも紹介されています。

こっちも英文をタッチすれば音声が再生されるため、音の確認も可能です。
【以下、筆者が購入したアプリ版の画面(iPad)】

Distinctionの良くない点・デメリット

①値段が他の参考書と比べて高い

Distinctionは1冊3,000円以上するため、単語帳として考えると気軽には買いにくい価格設定だと思います。私自身も購入をためらいましたが、こういったコンセプトの単語帳は他に存在していないため、思い切って購入しました。

これだけネイティブ表現をまとめて学習できる参考書は存在しないため、個人的には値段より遥かに高い価値があったと思いますが、学生の方等には難しい価格設定になっているなというのが率直な印象です。

なお、私は一冊ずつ購入したため、3冊で1万円以上掛かりましたが、3冊まとめ買いすればかなり割引されるようなので、サンプルを見て気に入った方はまとめ買いした方がお得です。

②内容がやや上級者向け

「Distinction1・2・3」ではTOEFLのようなアカデミック用語や専門用語は登場しないので、ネイティブ表現だからと言って難易度が高いわけではありません。

ただし、英語学習の初級者~初中級者にとっては知らない単語が多く、続けるのが大変かと思います。

そうした方はより初学者向けの「Distinction2000」で先に基礎的なボキャブラリーを身に着ける方が良いと思います。

③書籍版だと音声を聞くのが面倒くさそう

Distinctionの大きなメリットとして、ネイティブ音声が繰り返し簡単に聞ける点が挙げられますが、書籍版を購入する場合、本と別にスマホ等を用意する必要があり、気軽に音声を聞きにくいかと思います。

単語学習するうえで音を理解することは極めて重要なので、書籍版だとDistinctionの良さが半減する気がします。

どちらが使いやすいかは人によるので、上手く音声を聞くことができれば全く問題ないと思いますが、特にこだわりがなければアプリ版の方を強くオススメします。

Distinctionの評判

ツイッターで口コミを見ると、留学に向けて学習している方や英語を独学している社会人の方など幅広く使用されているようで、概ねポジティブなコメントになっています。また、App StoreやAmazon(Distinction2000)でのレビューも高評価になっていました。

一方で少数ではあるものの「アプリが上手く動作しない」等の声もありましたので、事前に無料版で動作確認等は行っておいた方が良さそうです。

まとめ:Distinctionで英語力を高めよう

Distinctionはとても優れた参考書(アプリ)ですが、日々反復しながら継続的に学習しなければ効果はありません。

Atsueigoさんのようなネイティブ英語を話せるようになるためには、地道な勉強が必要です。

本サイトでは、TOEFLやTOEIC等の学習方法・テクニック、アメリカ生活に関する記事等もありますので、是非ご参考にしていただけると幸いです

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