USCPAを独学で進めていると、「今の勉強の進め方で合っているのか」「次に何をすればよいのか」が分からなくなる場面があります。予備校のようにカリキュラムがない分、自分で学習の流れを設計する必要があるためです。

この記事では、独学で迷子にならないための、問題演習と復習の基本サイクルを整理します。独学に向いているかどうかについては、別の記事で解説しています。

<この記事の対象者>
・USCPAを独学で進めていて、進め方に迷っている方
・問題を解いているが、次に何をすればよいか分からない方
・学習の流れを、自分で設計したい方

結論:「解く→理解→復習→測定→次へ」のサイクルを回します

独学では、学習の流れを自分で決める必要があります。解く、理解する、復習する、結果を測定する、次にやることを決める、という5ステップのサイクルを、1週間ごとに回すと、迷いにくくなります。

独学で迷子になりやすい3つのパターン

迷いの内容起きやすいこと対応するステップ
何をやるか決められないその日の気分で進め、抜けが出る次へ(週ごとに内容を決める)
弱点が見えない得意な単元ばかり解いてしまう測定(単元別に記録する)
理解できているか分からない正解しても、理由を説明できない理解する(理由を確認する)

基本の5ステップ

独学の基本サイクルの図解。解く、理解する、復習する、測定する、次へ、の5ステップ

1. 解く

その週に扱う単元を決めて、問題を解きます。解くときは、単元名と、答えへの自信度をメモしておきます。

2. 理解する

解説を読み、正解の理由と、自分の選択肢が誤りの理由を確認します。理由を自分の言葉で説明できるかを確かめると、「分かったつもり」を防げます。

3. 復習する

間違えた問題や、自信のなかった問題を、少し間隔をあけて解き直します。読み直すのではなく、解説を見ずに答えられるかを確認します。

4. 測定する

その週の結果を、単元別の正答率や、自信ありで間違えた問題の数で確認します。感覚ではなく記録で確かめることで、弱点が見えてきます。

5. 次へ

測定の結果をもとに、来週の内容を決めます。弱点が見つかった単元を優先し、必要なら計画も見直します。

1週間のサイクル例

曜日の目安やること
週の前半解く・理解する(新しい単元の問題演習)
週の中盤復習する(前半で間違えた問題の解き直し)
週末測定する・次へ(記録の確認と、来週の内容の決定)

これは一例です。学習時間や生活のリズムに合わせて配分を調整してください。

研究から分かること

Dunlosky らのレビュー(2013年)は、練習テスト(問題を解いて思い出す練習)と間隔をあけた学習の有用性が高いと整理しています。また、Bjorkらのレビュー(2013年)は、学習者が自分の理解度を正確に判断しにくいことを整理しており、自己評価に頼らず結果で確認する意味を示唆しています。サイクルの「解く」「復習する」「測定する」は、これらの知見に沿った構成です。

ただし、これらは主に大学生などを対象にした研究で、USCPA受験生に限った結果ではありません。5ステップのサイクル自体は、研究に基づいて検証されたものではなく、編集上の整理です。自分に合うかを確かめながら調整してください。

独学に向いている人の特徴や注意点は、米国公認会計士って独学でなれるの?【USCPA】で解説しています。

よくある質問

Q. サイクルは、1週間単位でなければいけませんか?

A. 決まりはありません。1週間は区切りやすい一例です。学習の頻度に応じて、2週間など、自分が見返しやすい単位に調整してください。

Q. 進みが遅い週は、どうすればよいですか?

A. 予定を追いかけるより、「測定する」「次へ」のステップだけは残すのがおすすめです。現状を確認して、来週の内容を調整しましょう。

独学の演習・復習サイクルを、ブラウザで。

e-study CPAなら、学び方を選び、問題を解き、解説で理解する流れをブラウザで進められます。

①
学び方を選ぶ
e-study CPAの学習モード選択画面。カテゴリ別に解く、ランダムに解く、模試を受ける、復習する(間違えた問題・保存した問題・模試の結果)が表示されている
カテゴリ別・ランダム・模試・復習から選択
②
問題を解く
e-study CPAの問題演習画面。英語の問題文と選択肢の下に、日本語訳が表示されている
日本語訳を確認しながら英文問題を演習
③
解説で理解する
e-study CPAの回答後の解説画面。正解、30秒解説、選択肢の理由、試験で覚えるポイントが日本語で表示されている
解説・選択肢の理由・試験ポイントを確認
6科目
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1,696問
収録
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ですぐ学習
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参考にした情報

まとめ:独学は「サイクル」で回すと、迷いにくくなります

独学では、解く・理解する・復習する・測定する・次へ、のサイクルを1週間ごとに回すことで、学習の流れを自分で管理できます。まずは今週の内容を決め、単元名と自信度をメモしながら解くところから始めてみてください。