TOEFLのダミー問題について、インターネットでは「ダミー問題の問題・回答」「見分け方」などの情報が氾濫しています。
しかし、TOEFLは問題や形式などを頻繁にアップデートされていますので、ウェブ上にある多くの情報は古いままになっています。
そのため、本記事ではダミー問題の2021年の最新情報をお伝えします。
<この記事の対象者>
・TOEFLのダミー問題が何かわからない方
・最新のダミー問題情報を知りたい方
・ダミー問題の見分け方・攻略法を知りたい方
そもそもダミー問題とは?
ダミー問題とは採点されない問題のことです。ReadingかListeningパートいずれかに含まれており、受験者によってランダムに設定されます。
どちらのパートにダミー問題が含まれているかについては、画面に表示される試験時間を見ればわかります。ダミーが含まれている場合は、通常の試験時間よりも長い時間が表示されることになります。
ダミー問題が含まれている理由は、試験ごとに難易度・得点のバラつきが出ないように調整するためだと言われています。要するに、「同じ実力の人が別の日に受験しても同じ得点になる」ように問題を調整していると考えられます。
ダミー問題の見分け方
<結論>
2019年現在、ダミー問題は見分けることができません。
2017年の4月頃までは9割以上の確率でリスニングの3問目にダミー問題が出題されていました(1割の確率でリーディングに出題)。
当時は多くの受験生がリスニングの3問目はランダムクリックし、その時間を使ってスピーキングやライティングの回答を準備していました(厳密には不正行為)。
そうした状況に対応するべく、2017年4月頃にダミーをランダムに配置するようにアップデートされました。
ダミー問題攻略方法
ダミー問題を判別する手段がないため、現在ではダミーを気にせず全問解いていくのが正解です。
一か八かでダミーだと思われる問題をスキップする方法が一部で推奨されていますが、本当にダミーである確率も低いうえ、運良くダミー問題の時間を別のことに使えたとしても大して得点アップには繋がらないのでおススメできません。
残念ですが、2021年現在ではダミー問題に対しては正攻法で取り組むのが一番です。しかし、ダミー攻略以外にも受験テクニックは色々と存在します。
以下の記事で具体的に紹介していますので、スコアを底上げしたい方は必見です。