初めてTOEFL受験をする方にとっては、当日に何を持っていけば良いのかよくわからないですよね。
実際に受験会場に行くと、必要な持ち物が不足していて受験ができない人が大抵1~2人はいます。せっかく勉強したのに受験すらできないのは残念過ぎますよね。
本記事では、受験に必ず必要な持ち物から、あったら便利なアイテムまでをTOEFLを通算20回以上受けている筆者が紹介します。
ライバルと差を付けられるアイテムも紹介していますので、是非お試しください。
<この記事の対象者>
・TOEFL受験に必須の持ち物を知りたい
・プラスで持っていった方が良い物を知りたい
必須の持ち物:これがないと受験できません
TOEFL受験のホームページで規定されている必須の持ち物は以下の2点だけです。
<必須の持ち物>
①有効な身分証明書(ID)…パスポート一つでOK
②Appointment Number/予約番号
①有効な身分証明書(ID)
パスポートを持っていない場合は、Confirmation of Identity Letter + 顔写真付きの身分証明書、もしくは学生証+顔写真付きの身分証明書(日本国籍所有の場合のみ)のいずれかが必要です。パスポートだと一つで済みます。
IDを忘れた場合は、受験は一切許可されず、受験料の返金もありませんので注意です。
・コピーは不可、原本が必要です。
・有効期間内であること - 失効または有効期限を過ぎたものは認められません。
・記載されている姓名が登録に使用した姓名と一致していること
・受験者本人であることが明白な、最新の写真が添付されていること
・受験者の署名があること
②Appointment Number/予約番号
テスト前日にMy TOEFL Homeの「Upcoming Tests/今後のテスト」で確認した内容を印刷しておきます。
こちらは印刷しなくてもスマホ等で確認できれば問題なく受験できますが、万が一に備えて印刷しておいた方が無難です。(公式ホームページには「印刷してください」と記載されています)
あると便利な持ち物:ライバルと差がつきます
続いて、筆者の受験経験から持っていくことを強くオススメするアイテムを紹介します。
前提として、テスト会場内へ持ち込めるものは限られており、それ以外のものはロッカーに預けることになります。
会場によっては自分の席の下に置かなければいけないこともあり、あまり大きな荷物を持っていくと邪魔になってしまいます(ロッカーも小さい場合あり)。最小限の荷物にすることを心がけましょう。
それでは以下が筆者が強くオススメするアイテムです。
<絶対に持っていった方がいいアイテム>
①ブルーライトカット・PC用眼鏡
②防寒対策グッズ(夏でも冷房対策要)
③耳栓(単色のみ使用可能)
④飲食物(休憩時のスタミナ補給)
①ブルーライトカット・PC用メガネ
ご存知の通りTOEFLは長丁場の試験です。長時間パソコンの画面を尋常ならぬ集中力で見続けることはかなりの眼精疲労をもたらします。
特にリーディングでは1時間以上細かい文字を凝視することになるため、あっという間に目から脳に疲労が伝わり集中力が低下します。自分でも認識できないレベルでパフォーマンスが下がっているケースもあるので、TOEFL受験のマストアイテムと言えます。
私はPCのモニターで輝度をゼロにした上でブルーライトカットのPCメガネを使用していますが、一度PCメガネを忘れてしまった時は、リーディングのスコアがガクッと落ちてしまいました。スコアには様々な要因があるため断言はできませんが、目の疲れが大きな要因であるのは間違いないと思います。
「そんな大げさな」と思う方は自宅のPCでオンライン模試を全力で受けてみてください。
個人的には使用しない理由がわからないレベルですが、意外にも試験会場で使用している人は少ないので、簡単に差を付けることができます。
ブルーライトカット・PCメガネの必要性について、より具体的な理由と購入時の注意点をご紹介しています。
②防寒対策グッズ(夏でも冷房対策要)
試験会場はたまにものすごい冷房がガンガンにかかっていたりします。寒さやトイレを我慢するなどそんなことで集中力を切らしてしまうのは嫌ですよね。
座席によっては冷房が直撃(古い建物の会場でよくあります)しますが、いざ試験が始まると座席は変更不可能です。
筆者は試験中に我慢できず、スタッフ空調の調整をお願いしたことがありますが、そのやり取りで数十秒無駄にしていまいました。数十秒あれば1~2点上がったかもしれないので、数点単位での戦いをしている中においては、致命傷になりかねません。
ブランケット類は持ち込めない場合があるので、着脱可能な上着を持ち込むことをオススメします。
③耳栓(単色のみ使用可能)
TOEFLは試験開始時間が人によって異なるため、自分がリーディングをしている時に隣の席の人がスピーキングをすることもあるため、集中力の維持が困難です。
席にリスニング用のヘッドフォンも用意されているので、それを耳に当てることで周囲の音を防ぐという方法もありますが、音漏れが結構気になるので(会場によってはボロボロのヘッドフォンだったりします)、使い慣れた耳栓の持ち込みをオススメします。
以下の記事で耳栓が必要な具体的な理由と耳栓の選び方についてご紹介しています。
④飲食物(休憩時のスタミナ補給)
試験中10分間の休憩時間があり、飲食物はロッカールームに入れておくことができます。ここでお茶を飲んで一息ついたり、糖分やエネルギーを補給し気分をリフレッシュすることは大切です。
思った以上に脳が疲労しているので必ず栄養補給した方がいいです。後半のセクションでスコアダウンしているという方は休憩時間の過ごし方が悪い場合があります。
私はウイダーinゼリー、レッドブル、水を持っていっていました(休憩時間が短いため固形物は避けた方が良いです)。
<摂取する目的>
・ウィダーinゼリー
素早く脳に糖質を送り込み回復を促す。ゼリー状のため吸収も早く飲むのも楽。
・レッドブル
カフェインの摂取により、高い集中力を維持する。
・水
スピーキングに向けて喉のコンディションを整える。
※上記の目的が果たせれば商品は何でも構いません。
昼を挟んで4時間以上の試験なので、栄養補給は必須です。スコアが伸びない人程こうした部分を疎かにしがちなので、コンディション調整にもしっかり気を配りましょう。
ここで水分を取りすぎるとトイレに行きたくなって逆にパフォーマンスが低下するので気を付けてください。
・時計、携帯電話の持ち込みは不可です。携帯電話は電源をオフにしてロッカーに入れましょう。
・筆記用具は試験会場で借りることができます。持参の筆記用具は持ち込み不可です。
・ティッシュは袋や箱から出せば持ち込み可能です。
まとめ:持ち物の準備はお早めに(筆記用具は不要)
以下が必要な持ち物のまとめです。
<必須の持ち物>
①有効な身分証明書(ID)…パスポート一つでOK
②Appointment Number/予約番号
<お勧めする持ち物>
③ブルーライトカット・PC用眼鏡
④防寒対策グッズ(夏でも冷房対策要)
⑤耳栓(単色のみ使用可能)
⑥飲食物(休憩時のスタミナ補給)
TOEFL受験は受験までの準備含め相当なエネルギーを消費します。少しでも皆さんのパフォーマンスが最大限になるようにお役に立てたら嬉しいです。
試験準備は前日に済ませ、試験当日のコンディションを整えましょう。
TOEFLに必須の教材については以下の記事で詳しく紹介していますので是非ご覧ください。