留学や駐在等の理由で海外生活の準備をしている方、またすでにスタートしている方、最初は生活のスタートアップでやらなくてはならないことがたくさんあって大変ですよね。
もしお子さんがいらっしゃる場合は、せっかくだから本場の英会話を学ばせたいと現地のスクールに入れたいなと思う方もいると思います。
私はMBA留学でアメリカに渡米し、渡米時は息子は1歳半で保育園はまだ必要ないかもしれないと悩みました。しかし息子の将来への投資だと思って!と妻と共に覚悟を決めました。
しかし「保育園どうやって見つけたらいいのかな」「そもそも安全なのか?」と疑問だらけ。
渡米するまで日本での保活に大変な思いをした経緯があるので、また保活か、、、と頭を抱えました。
そんな私の経験(主に妻ですが)を元に海外の保育園事情をご紹介したいと思います。
今回は基本的な仕組み、費用、入園までの道のりを解説いたします。
<この記事の対象者>
・アメリカの保育園事情を知りたい
・幼稚園との違いや入園可能年齢を知りたい
・保育園の費用を知りたい
・保育園を選ぶ際のポイントを知りたい
・見学や入園の方法を知りたい
アメリカの保育園の特徴は?種類や幼稚園との違いについて

アメリカで小さな子供を学校に通わせることを検討した時、まず目にするワードは以下3つだと思います。
- Daycare(デイケア)…保育園
- Pre-scool(プリスクール), Pre-K(プリケー)…幼稚園(3〜5才)
- Kindergarten(キンダーガーデン)…小学校初年度まで
入学可能年齢についてですが、アメリカでは9月の時点で何歳かという考え方になります。9月の何日かという点は学校ごとで違います。(なんじゃそりゃ)
ではアメリカの保育園の種類について解説します。
①Daycare(デイケア)
デイケアは日本でいういわゆる普通の保育園で、生後2、3週間から小学校の低学年まで通わせることができます。保育園の種類は日本のようにそんなにややこしくなく、大抵は民間がやっています。チャーチの中に設置されているデイケアも多いです。日本のように認可保育園などという難しいくくりはありません。以下特徴です。
<デイケアの特徴>
・入園は生後2、3週間〜小学校初年度まで(乳児OK)
・同じ施設内にPreschool、Kindergartenのカリキュラムを備えているところもある(私の息子はこういうタイプの保育園です)
・時間は半日〜フルタイム(週5)と施設によって預けられる時間は異なる(週何回と決められるとこもある)
・専業主婦でも預けられる(日本とはここが違う!!)
・学校によって食事がでるところと、スナック、お弁当持参のところがある
・土日祝日以外は開校している
デイケアは日本の保育園と同じだと想像してもらえればいいと思います。施設によって預けられる時間は様々で、私の息子はフルタイム(週5日、AM9〜PM5時など)で預けていて、開校時間内であれば遅れたり早く迎えに行ったりと割と自由度が高いです。
また9-12時までと半日のみ開校のデイケアも多く、チャーチの中にある施設に多いと思います。週何回と選べることができます。しかし人気のところだと特定の曜日しか空いてないなど定員がありますので見学時に要チェックです。
ひとクラスの人数は0、1、2歳児で5〜10人くらいで、それに対して先生は2、3人です。アメリカのお母さん達は仕事復帰するのが早いので0歳児もたくさんいます。
②Preschool(プリスクール)
プリスクール(プリケーともいう)は日本でいう幼稚園です。3歳〜5歳まで通学させることができます。以下が特徴です。
<プリスクールの特徴>
・入園は3〜5歳
・幼児教育のプログラムがある
・時間は半日〜午後3時くらいまでが多く、フルタイムのデイケアの中に併設されている場合はプリスクールのプログラム終了後デイケアに切り替わる
・春、夏、冬休みが大抵ある
こちらは本当に日本の幼稚園と同じで時間も短いですね。
③Kindergarten(キンダーガーデン)
キンダーガーデンは日本でいう小学校初年度のことで、アメリカでは5歳から義務教育が始まります。
<キンダーガーデンの特徴>
・義務教育の始まりで小学校初年度のこと(日本でいうと幼稚園の年長クラス)
・公立の場合は小学校の敷地内にあるところが多い
・子供の成長に応じて入学をずらしたり延ばしたりすることも可能
通わせたことはないので一概には言えませんが、周りの友人の子供の話を聞いているとパジャマデー(パジャマで登校)であったりプリンセスデーであったり仮装イベントが多いようです。スナックタイムもあり日本の小学校とはだいぶ違いますね。
アメリカの保育園の費用はどのくらい?

ではここからはデイケアについてご紹介したいと思います。
デイケアの費用はどれくらいなのでしょうか?
一言で言いますと「高い!!!!」
アメリカの保育園は日本と違って全額自腹、所得による料金の変更等は基本ありません。補助金もありません。そして基本高いです。でもお金を払えば、日本のように保育園に全く入れないなんてことは無いのです。アメリカのお母さんたちは産後早くから仕事復帰することが多く、「働きたい」という女性を支援する文化があるように思います。
その辺は日本より女性に優しいと文化だなと思います。送り迎えもダディが多いですよ。
では以下一般的な金額です。
<デイケアの費用(目安)> ※地域によって異なります
・フルタイムの場合…週250〜350ドル(子供の年齢が上がると安くなります)
・半日の場合…1日20〜30ドル
・同じ園に兄弟がいる場合は割引きがある
・1ヶ月〜数ヶ月ごとでまとめて支払いが可能なことが多い、基本チェックか銀行引き落とし
高いですよね。私の息子はフルタイムで大学の提携施設内にあるデイケアなので比較的高めです。なので月に1400ドル近く支払いをしています。
日本の東京都内でそこそこなマンション借りられますよね。家計大圧迫ですよ。
地域や施設によって料金はバラバラだと思いますが、やはり高いところは安全面はもちろんのこと、子供の教育のプログラムもしっかりしていてアクティビティが豊富のように思います。
無料のデイケアは聞いたことが無いのですが、アメリカには教会や図書館などで無料で英語を教えてくれるESLが豊富で、そこに無料のナーサリーがあるところもあります。
アメリカの保育園は安全なの??保育園の選び方は??

続いて、気になるセキュリティ面と保育園の選び方についてです。
私が息子のデイケアを決める際、いくつか見学(フルタイム、半日どちらも)しましたが、どのデイケアも入り口にセキュリティカードをタッチしないと入れないようなシステムになっていました。
また実際に入学してみて、息子が行っているデイケアはどの人が迎えに行くかの顔写真を提出する必要があったり、また入り口には毎日警察官の方(とてもフレンドリー)が警備してたりと安全面は考慮されているように思います。
なので、どのデイケアにするか選ぶ際に見学すると思うので、その際にチェックすべきポイントをご紹介します。
<デイケアの選び方、ポイント>
・自宅からのアクセス(送迎時間に厳しい場合もあり)
・セキュリティがしっかりしているか(他人が簡単にアクセスできないか、子供が簡単に一人で外に出れないようになっているか)
・施設内の清潔さ
・子供たち、先生の表情
・食事のメニュー
・どんなアクティビティがあるか(子供のアート作品などが教室に飾られていたり、先生の手作りの飾りなどがあると生徒との関わりが深いように思えます)
・入園可能な時期、曜日等
日本の保活をしたことがある方はだいたいチェックすべき項目が同じかと思います。ただアメリカは誘拐事件などよく聞きますので安全面だけは施設の外からもしっかりチェックしておきましょう。
アメリカの保育園は基本土足なので、日本ほど清潔さは求められないかもしれません。しかし先生や子供たちが綺麗に整理整頓しているかそれぞれの教室にカラーが出てますので要チェックです。
あとは先生と話してみて、自分に合いそうだなと思う直感も大事だと思います。
アメリカの保育園の見学方法や入園方法について

アメリカの保育園は日本と違い個人で直接見学から入園の申し込みを行います。その方法についてご紹介します。
<デイケアの見学方法>
①見学したいデイケアのホームページをチェック。施設によっては何曜日の何時から見学ツアーをやっていますと情報がある場合もあります。(予約も不要だったり)
②事前に連絡が必要な場合は電子メールか電話で見学をしたい旨を連絡する
③約束の時間に訪問する(到着時にお子さんの情報や入園希望有無を書いたりする)
見学して気に入れば入園の申し込みを行います。
<デイケアの入園申し込み方法>
①見学の際に申し込み方法について説明があるが、多くはホームページから申し込み可能
②申込金が必要な場合がある。
③入園可能になった場合連絡がくる。
実際に入園が決まると、アレルギー情報などさらに子供の詳しい情報を提出します。また州によって定められている予防接種(証明書も提出要)や、かかりつけ医の健康診断をする必要があります。こちらは入園確定後に全て指示があるはずです。
まとめ

アメリカの保育園事情から入園までの流れをご紹介させていただきました。
アメリカで現地の保育園に入れるのであれば見学から何から何まで全て英語です。見学時、先生の説明が早すぎて早すぎてぽかんとしているとあっという間に置いてけぼりになります。
ですが、もしあなたが英語が苦手な方だったら、見学時は恐れず果敢に質問することが大事だと思います。すでにもう話していたトピックかもしれないけどいいんです!!
今後保育園に子供を通わせて行く中で先生とコミュニケーションを取らなくてはならないことがたくさんあります。その際に自分の下手な英語でもしっかりと聞いて真摯に対応してくれる先生で無いと、子供の大事な話も伝えられませんし信頼できませんからね。
そして多分ゆっくりでも話してくれた方が先生も嬉しいと思いますよ。(と思って妻はとりあえずいつもなんか話しています)
アメリカのデイケアを検討している方の参考になれば幸いです。お立ち寄りいただきありがとうございました。