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TOEFL iBTのメモの取り方【セクション別に解説】

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TOEFL試験でのメモの取り方については人によって合うものが異なると思いますが、本記事ではTOEFLで101点を獲得した筆者が実際に行っていたメモの取り方を紹介します。

メモの取り方でスコアも変わりますので、メモの取り方の参考になれば幸いです。

<この記事の対象者>
・TOEFL試験でのメモの取り方やコツを知りたい方
・試験中のメモに関する基本的な事項を確認したい方

TOEFL iBTにおけるメモの基本情報

TOEFL iBT試験におけるメモの扱いについての基本情報を紹介します。

TOEFLにおけるメモとは?

TOEFLでは試験中に自由にメモを取り、それを利用して解答することが認められています。

Listeningセクションで聞き取った内容を忘れないようにメモを取っておくといった使い方が一般的です。

メモ用紙とペンは配られる(筆記用具の持参は不要)

会場でメモ用紙とペンが用意されているので、自分で筆記用具を持って行く必要はありません。

メモ用紙が足りなくなった場合やペン(基本は鉛筆)を交換したい場合は、試験官を呼べばいつでも交換して貰えます。

休憩時間にメモ用紙に記入するのは禁止

休憩時間中にメモ用紙を使用することは禁止事項に含まれており、違反すると受験が無効になってしまう場合があるのでご注意ください。

メモの取り方は人それぞれ。一切取らない人も多い。

メモの取り方は人ぞれぞれで正解はありません。その人の英語力や記憶力、集中力によっても左右されますので、自分に合った方法を模索する必要があります。

高スコア獲得者の中には、そもそもメモを一切取らないというスタイルの人も多くいます。

セクション別のメモの取り方・コツ

メモの取り方に正解はありませんが、20回以上TOEFL受験した筆者の経験から、以下の方法をおすすめしています。

Reading:基本的にメモは不要

リーディングでは「パラグラフごとにサマリーをメモする」という方もいますが、個人的には一切メモは不要だと思います。

リーディングは時間との勝負なので、安定的に28点以上が取れる筆者でもメモを取っており時間の余裕はありません

サマリーを書いていて時間切れになるくらいなら、多少精度が下がっても一問でも多く解いた方がいいでしょう。

Listening:集中力を維持できない人だけメモを取ろう

個人的な見解ですが、リスニングセクションでのメモの目的は集中力の維持だと思っています。

リスニングセクションではスピーキングやライティングのようにキーフレーズを正確に覚える必要もないですし、内容自体も選択肢の中から選べる程度に記憶できれば十分だからです。

したがって、メモを取らずとも集中力を維持できる方はメモは不要だと思います。

リスニング中に集中力が続かない場合
筆者がこのパターンでしたが、ただ聞いていると集中力が切れてしまい、気が付くと違うことを考えたりして、大事なことを聞き逃してしまっていました。

この場合は、頭の中でポイントを整理しながらメモを取ることで集中力を維持できることが多いと思います。

メモを取っていると音声を聞き逃す場合
このタイプの方も多いと思いますが、メモを書くことにエネルギーを取られるとリスニングの精度はどうしても下がってしまいます。

この場合はメモを取らずに聞くことに集中しましょう。

Speaking:事前にテンプレートを記入

テンプレートを用意している方は、事前にメモに記入しておくのがおすすめです。たとえば、Integrated Taskなら以下のようなイメージです。

Two students are talking about ○○(問題)which is 〇〇(詳細)

〇〇部分のスペースを空けて予めテンプレをメモに書いておくことで、必要なポイントに集中してリスニングができるので、聞き逃しのリスクも減りますし、スピーキングではメモを読み上げることにフォーカスできます。

読み上げる際、いかにもスクリプトを読んでいる感じで早口で読むのではなく、今考えたかのように時々言葉を詰まらせるのも効果的です。
(実際に筆者は読み上げ方を変えたところ、評価4を取れるようになりました。)

Writing:テンプレの空欄部分だけをメモ

ライティングはその場で読み上げるスピーキングと違い、タイピングするだけなので、事前にテンプレをメモに記入しておく必要性は高くありません。

しかし、Integrated Task対策ではテンプレの空欄部分だけを整理して、メモ欄を作成しておくのはおすすめです。以下のイメージです。

これにより、必要なポイントに集中してリスニングができますし、実際にライティングをする時にメモを見ながら高速で作成できます。

まとめ:TOEFL iBTではメモを活用して効率的にスコアアップ可能

TOEFLではメモの取り方を変えるとスコアも大きく変わることがよくあります。ご自身にあったメモの取り方を見つけて効率的にスコアアップを目指しましょう。