アメリカで旅をするならレンタカーが便利です。ニューヨークなど大都市であれば日本のように公共交通機関を利用しても問題無いですが、基本的には広大な土地が広がり完全な車社会です。タクシーを利用すると費用が高くついてしまうので、複数の都市や観光地をまわるのであればレンタカーを利用するのがお得で便利です。
でも、アメリカでレンタカーを初めて借りる方は、借り方がわからなかったり英語に不安を感じていたりしますよね。今回はレンタカーの借り方から返却方法まで徹底的に解説したいと思います。
レンタカーを利用すれば複数都市周遊やアメリカ横断、カナダまでドライブなんてプランも可能です。快適な旅の計画にご活用ください。
<この記事の対象者>
・アメリカでレンタカーの借り方、返却方法、乗り捨ての方法を知りたい人
・アメリカでレンタカーを借りる時に必要な英語を知りたい人
アメリカのレンタカーを予約しよう|借り方
まずはレンタカーを予約しましょう。予約なし、飛び込みで行っても借りることができる場合もあるとは思いますが、事前にネットで予約しておいた方が無難です。空港の中は安全ですが、外に出ると空港付近は治安が悪い地区ということもあります。事前に予約しておいて、路頭に迷うことが無いようにしましょう。
インターネットで検索すると数々のレンタカー検索サイトが出てきます。多くのレンタカー会社を扱うレンタカー一括検索のサイトから予約するのが料金も比較できるのでお得です。
<レンタカー予約方法>
①レンタカー一括検索サイトを開く
②希望の借りる場所、返却場所、日数、車種、レンタカー会社で検索をかけて予約する
③オプション選択をする(カーシート、ナビなど)
<アメリカ大手のレンタカー会社>
Alamo、Avis、Dollar、Hertz、Thrifty
検索サイトの中で上記の大手レンタカー会社を選択すれば、サービスも手厚く、当日は予約した車種の中でどれがいい?なんて選ばせてくれるほど台数の用意が多いです。もちろん大手であれば日本車の用意も豊富です。
空港直結、または空港からレンタカー会社まで送迎があるかをチェック
レンタカーを借りる時に不安になるのはダブルブッキングや事故など、「何かあったらどうしよう」だと思います。特に海外で、そして英語でややこしい話の対応は不安ですよね。
レンタカー検索サイトの中には全て日本語表示、また日本語でのカスタマーサポートがあるサイトもあります。料金はアメリカの現地サイトと同じ、もしくは最低価格保証をしているのでぜひチェックしてみましょう。
アメリカでレンタカーの借り方|当日の流れ
では当日の流れを解説します。
<空港からのアクセス>
空港から送迎バスに乗ってレンタカー会社に行く。
➡︎
・空港にはレンタカー会社のバスが到着する場所があるので、自分が予約したレンタカー会社のバスに乗りこむ。
・送迎バスは大体15分間隔で運行している
<レンタカー会社についたら>
①予約確認書、バウチャーを片手にカウンターもしくは専用の機械で予約内容を入力
➡︎大手のレンタカー会社であれば機械で日本語表示をすることが可能です。予約した内容、料金があっているか確認しましょう。
②係員の案内に従い車をピックアップする
➡︎大手であれば予約した車種の中からどれがいいか選ばせてもらえます。日本車からアメ車まで種類は豊富です。
③車両、ガソリンの確認をする
車を選んだ時点で係員は居なくなります。あとはお好きにどうぞという感じです。自身で傷のチェックなどしておきましょう。
④レンタカー会社を出発する
レンタカーを借りる際にまずレンタカー会社についたらどうしたらいいんだろうと不安になるかと思います。でも予約確認書、バウチャーを持って挑めば全然難しいことはありません。
レンタカー会社には入店してすぐに複数の無人の専用機械があります。そこで予約番号等を入力すればあとは流れに沿って進んで行くだけです。日本語表示も可能ですし、入力に手間取っている時は近くのスタッフが助けてくれますよ。
アメリカのレンタカーは返却・乗り捨てが超簡単!
ではレンタカーの返却方法について解説したいと思います。日本のレンタカーを利用すると返却時にチェックが細かかったり待ち時間が長かったりと面倒なことが多いですよね。でもアメリカのレンタカーの返却方法はとっても簡単、スピーディな対応なんです。
そして乗り捨ての場合も返却方法は同じ。予約の際に返却場所を選ぶだけで、あとはその返却駐車場に車を返すだけです。乗り捨ては旅の行動範囲がグッと広がるので旅行プランにおすすめですよ。
<レンタカーの返却方法>
①返却用駐車場に行く
➡︎空港営業所の場合は「Car Rental Return」という道路標識に従い返却駐車場に行きます。空港営業所の場合は複数のレンタカー会社の複合返却駐車場となっているので、自分が借りたレンタカー会社のエリアに行き駐車します。
市内の営業所の場合は借りた時の駐車場に駐車します。
②係員に契約書を見せてレシートを受け取る
➡︎空港営業所の場合は駐車エリアに係員が待機しているので契約書を見せます。借りた際に登録したクレジットカードで精算となります。
市内の営業所の場合はカウンターに行きます。
③傷やその他の申告
➡︎申告したいことがある場合は、駐車場内のカスタマーサービスに行きましょう。市内の営業所の場合は精算時のカウンターでの申告で大丈夫です。
筆者は初めてアメリカでレンタカーをした時に返却方法のあまりの簡単さに驚きました。空港の返却駐車場でしたが、「ここ停めといて〜」とお兄さんに言われてレシート渡されて「もういいよ、またねー」とチェックもなしにゆるく完了でした。こういうところで人件費を節約してるんですね。信用の世界が成り立っているアメリカのいいところでもあります。
・返却時間には余裕を持って到着しましょう。
・車を去る際は忘れ物が無いかチェックをしましょう。
アメリカでレンタカーを借りる時に必要な英語
先述しましたが、事前にネット予約しておけば英語を使う機会はほとんどありません。簡単な英語のみでも快く対応している方がほとんどです。でも覚えていると便利なフレーズを紹介したいと思います。
<カウンターで予約をしている旨を伝える時>
・I have a car reservation for ◯◯.
予約している◯◯です。
➡︎日本語の名前は馴染みが無い分聞き取りされないことも多いので、予約時に印刷した予約確認書を見せましょう。
<必要書類の提出を求められる時>
・Can I make copies of your passport, credit card?
パスポートとクレジットカードのコピーを取らせていただけますか?
➡︎”Sure!”と言って提出しましょう。予約確認書と共に手元に用意しておくと便利です。
<レンタカーを返却する時>
・ I’d like to return the car.
車を返却したいのですが。
・Could you let me know where to park my car?
どこに駐車したらいいか教えていただけますか。
まとめ:アメリカでのレンタカーの借り方は簡単
アメリカのレンタカーの借り方から返却方法までを解説させていただきました。レンタカーを借りるイメージができたでしょうか?アメリカでレンタカーを借りるのは予約さえできてしまえばとっても簡単なんです。
ただし、予約をする時は保険内容をしっかりと確認しましょう。必要最低限の保障しかついていない場合があります。またレンタカー会社によってキャンセル無料の日数も異なる場合があるので、キャンセルポリシーもしっかりと確認した方がいいです。英語のサイトだと不安な方は日本語表示のサイトを選ぶのが旅行計画には快適、安心ですね。