TOEFL受験の目的の一つには「履歴書に書きたい」「就職・転職で有利になりたい」ということがあるのではないでしょうか。
キャリアアップに向けてTOEFL受験をする場合、「履歴書に書ける点数」が気になるかと思います。
何点から書くべきかは目的や状況によって異なりますので、本記事ではパターン別に紹介していきます。
<この記事の対象者>
・TOEFLスコアを履歴書に書いていいか迷っている人
TOEFLスコア何点なら履歴書に書くべき?
一般企業に就職・転職する場合
以下の記事でも詳しく紹介していますが、2019年の日本人の平均スコアは71点となっています。
このスコアは留学を検討している受験生が中心なので、「日本人の全体の平均点」ではなく「日本人で英語が得意な人達の平均点」です。
したがった、スコアで70点以上あれば「英語が得意な人」のグループに入ることができるので、履歴書に書くのは有効です。
新卒入社であれば60点以上あればアピールになると思います。
( TOEFL受験をしている人自体が少なく、受験していること自体がアピールになるという側面もあります)
商社や外資系企業に就職・転職する場合
英語が前提となるような商社や外資系企業の場合、TOEFLスコアは80点以上あればアピールになるでしょう。
80点あればアメリカの有名大学に留学できるレベルですので、商社や外資系といった英語の要求レベルが高い企業からも評価される点数です。
ただし、外資系のコンサルや投資銀行の場合は、TOEFL100点以上が要求されるケースもあります。
海外で就職する場合
海外で直接就職する場合、TOEFLスコアよりも実際の面接が何より大切になりますが、TOEFLスコアが80点以上あるのであれば履歴書に書いておいた方が良いでしょう。
TOEFLスコアの有効期限は?古いものも履歴書に載せていい?
TOEFLの有効期限は2年間なので留学先などでは過去2年以内のスコアを要求しています(参考:TOEFL公式サイト)。しかし、だからといって2年以上前のスコアを履歴書に記載してはいけないわけではありません。
過去の時点での英語能力を証明するものにはなりますので、受験年月と併せて記載しましょう。自分の実績ですから、過去に高スコアを獲得したことがある人は堂々と履歴書に載せましょう。
ただし、スコアレポートの再発行はできませんので、スコア提出を求められた時に備えてスコアレポートを大切に保管しておきましょう。
TOEFL(itp)のスコアは履歴書に書いていい?
全く問題ありませんが、itpであることを明記しておきましょう。
TOEFLには色々な種類があるので、ibtのスコアについても同様にTOEFL(ibt)と明記するのを忘れないようにしてください。
まとめ:TOEFLで履歴書の見栄えをよくしよう
TOEFLで高い英語力を証明できれば就職・転職にも有利です。スコア獲得は簡単ではないですが、努力が成果に直結しますので目標スコア獲得に向けて頑張りましょう。
以下の記事ではTOEFLでスコアアップするために必要な全ての情報を網羅しているので参考にしていただければと思います。