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【2019年】TOEFLスコアの見方ーMyBestスコアとは?

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2019年8月1日以降に実施されたTOEFL iBTテストは試験時間や設問数の変更がなされており、スコアレポートも新形式となりました。今回は新TOEFLのスコア結果について、最新版のスコアレポートの見方を解説したいと思います。

※こちらのブログでは全世界の受験者のうち98%が受験するTOEFL iBTテストについて解説したいと思います。TOEFLには3種類のテストがありますので、気になる方はこちらもご参照ください。

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<この記事の対象者>
・TOEFLテストのスコアの構成を知りたい
・最新版TOEFLスコアレポートの何が変わったのか知りたい
・TOEFLテストのスコアの最新版の見方を知りたい
・セクション別のスコアの見方を知りたい

TOEFLのスコアの見方:基本的な構成について

まずはざっとTOEFLスコアの点数の構成についてご紹介します。TOEFLスコアは4つのセクションのからなり、満点は120点満点です。

Readingスコア 0−30
Listeningスコア  0−30
Speakingスコア  0−30
Writingスコア 0−30
トータルスコア 0−120

配点は各セクション30点ずつとなっています。受験者それぞれにセクションごとで得意不得意があると思いますが、一つのセクションで万が一0点だとしても他のセクションで満点をとればトータル90点のハイスコアとなり、バランスよく全てで点数をとる必要はありません。

TOEFLは英検のように何点以上で合格というものではなく、点数が高ければ高いほど英語力があると証明できるものになっています。

日本人のTOEFL平均は71点となっており、しかし海外の大学・大学院に入学するには多くの大学は100点超えが出願のボーダーラインとなっています。TOEFLのスコアの目安がもっと知りたいという方はこちらでさらに詳しく解説しておりますのでご参照ください。

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何が変わった!?最新版TOEFLスコアレポートの見方

冒頭に触れましたが、2019年8月1日以降に実施されたTOEFLテストは試験時間の短縮、設問数の縮減があり、スコアレポートも新形式となりました。

<最新版TOEFLスコアレポートの変更点>
My Bestスコアがスコアレポートに掲載される!

「MyBest Scores(MyBestスコア)」というものが導入されたんです。My Bestスコアとは、受験者の過去2年間の有効な全てのテストスコアから各セクションの最も高いスコアを組み合わせたスコアのことを指します。

2019年8月1日以降に発行される全てのTOEFL iBTテストスコアレポートに、各テスト日の試験結果(Test Dateスコア)とMyBestスコアの両方が自動的に掲載されるようになるのです。

今までは特定の日付のトータルスコアのみを掲載していましたが、過去2年間の実績から各セクションからのベストスコアを組み合わせ、最高の総合テストパフォーマンスを表示できるようになったのです。

もちろんこちらの内容は公式スコアレポートに掲載されるので、スコア提出先の大学・大学院にも送付され、My Bestスコア導入より受験者の方々は以前よりもより多くの大学への出願要件を果たせるようになります。

・公式スコアレポートにはTest DateスコアMy Bestスコアの両方が掲載される。
・My Bestスコアは過去2年間の各セクションの最高スコアを組み合わせる。
・スコア受け取り団体(大学など)でも受験者の英語能力をより深く知れる

スコア受取団体がMy Bestスコアを出願要件に活用しない場合もあります。
ETSより各団体に活用方法について募集要項等で明記するよう依頼がされていますので、志望先の活用状況を確認しましょう。

筆者はこれを聞いた時に度肝を抜かれました。筆者がTOEFLを受験していた時はもちろんこの制度はありません。

前回はリスニングがよかったのに今回は下がってしまった、と悔しい思いをしたことは数知れず。新形式スコアレポートは絶対いいスコアが出るではないですか!!!!!この制度いいですね〜。TOEFLの受験回数が多い方が有利かもしれませんね。

ETSサイトでも公式発表されていますのでご参照ください。

TOEFLスコアレポートの見方:セクション別に解説

ではTOEFLスコアレポートのセクション別のスコアの見方について解説したいと思います。

セクション別のレベルについて

TOEFLテストは4つのセクションでそれぞれ0〜30点の配点がされていますが、各セクションにより難易度が異なります。そのため異なるセクションを横並びで比較しても意味がありません。公式サイトより以下のスコアレンジが発表されています。

セクション スコア レベル
Reading 0〜30 上級 (24~30)
上中級 (18~23)
中級 (4~17)
初級 (0~3)
Listening 0〜30 上級 (22~30)
上中級 (17~21)
中級 (9~16)
初級 (0~8)
Speaking 0〜30 上級 (25~30)
上中級 (20~24)
中級 (16~19)
初級 (10~15)
基礎 (0~9)
Writing 0〜30 上級 (24~30)
上中級 (17~23)
中級 (13~16)
初級 (7~12)
基礎 (0~6)
トータルスコア 0〜120

Readingスコア

Readingセクションはコンピュータが採点します。学術的な文章の抜粋を読んで質問に答える形式の30~40の設問で構成されています。

Listeningスコア

Listening のセクションはコンピュータが採点します。大学の講義や討論、また会話を聴いて質問に答える形式の28~39の設問で構成されています。

Speakingスコア

SpeakingセクションはETS認定の採点者が評点し、受験者がトピックについて言いたいことをどれほどうまく英語で伝達しているかを判定します。4つの課題についてそれぞれ0~4で評点され、その合計が 0~30 のスコアに変換されます。

Writingスコア

Writingセクションは自動採点技術eRaterと人間による採点を併用しています。内容や意味については訓練を受けた採点者にて判断し、言語的な特徴は自動採点し、一貫した質の高い採点が保証されているとのことです。

課題についての展開、構成、文法、語彙、正確さ、完成度を総合的に評価しています。2 つの課題がそれぞれ 0~5 で評点され、その合計が 0~30 のスコアに変換されます。

上記の採点基準を元に、スコアレポートには各セクションごとに受験者の強み、弱点となっているスキルの分析などが書かれています。

まとめ:最新版TOEFLスコアの見方は簡単!

最新版のTOEFL iBTテストのスコアの見方について解説させていただきました。セクション別にレベルの表示、そして受験者のセクションごとのスキルについて解説してくれるのは自分の改善点などが確認できてとてもわかりやすいですね。

そして、何と言ってもMy Bestスコアの導入が印象的です。これは本当にいい制度です。TOEFLは独特の試験環境、そして長い拘束時間によりかなりの集中力が必要とされる難関な試験です。今までは当日のコンディション等に左右され実力を発揮できなかったということがあったかも知れません。

しかしMy Bestスコアの導入により、自分の英語運用能力をより多くの出願先に知ってもられることができるかもしれませんね。

とはいえ、TOEFLテストは絶対対策が必要な難関試験です。こちらのサイトでは全てのTOEFL受験生を応援するために学習に役立つ勉強法やコンディションの作り方まで徹底的にご紹介しております。皆さんのお役に立てれば幸いです。