今回は筆者がMBA留学を決めたあと、初めてTOEFL受験した際の体験談(失敗談)をご紹介します。
初受験でのよくある失敗を載せていますので、TOEFLをこれから初めて受ける方には、この体験談を踏まえて本番で上手くスコアを残して貰えたらと思っています。
また、英語力の割にスコアが低い方やスコアが伸び悩んでいる方にも役立つ情報が載っています。
<この記事の対象者>
・TOEFL初受験を控えていて不安。どういう失敗があるのか知りたい。
・スコアが伸び悩んでいる、英語力の割にスコアが低い
・TOEICしか受けたことないけど、TOEFLで何点取れるか知りたい
<失敗談>TOEFL初受験時の英語力はどれくらい?
筆者は海外経験が一切ない純ドメでしたが、独学でTOEICスコア900点を取得していました。しかし、そのスコアはTOEIC対策を行い何度も受験をすることで取得できたスコアであり、実際の英会話能力は皆無でした(そもそも英会話をしたこともない)。
英語の実力はなかったものの、TOEICでそれなりのスコアを取れていたため、TOEFLでもそこそこのスコアが取れるだろうと高を括っていました。実際にネットでTOEICとTOEFLスコア換算表を見たところ、TOEICで900点を取れていれば、TOEFLでも90点は取れそうだとわかりました。
※TOEICとTOEFLの違いやスコア換算の詳細については以下の記事をご覧ください。
<失敗談>TOEFL初受験までに行った勉強~結果
初受験までの勉強:単語学習を始めるも全然間に合わない
初受験までは数週間しかなかったため、とりあえず単語だけ覚えることにしました。
適当にGoogle検索したところ、TOEFL英単語3800という単語帳が定番中の定番だとわかったため購入し、とにかく単語の勉強だけ行いました。
しかし期間が短すぎて、単語も全然覚えれきれず中途半端な状態で初受験の日を迎えてしまいました。
TOEFL英単語3800についてのメリット・デメリット等は以下の記事で紹介しています。
初受験でパニックに。何もかも無理で撃沈。
試験当日、まず面を食らったのが受付です。
時間通りに会場に到着したものの、既に大勢の受験生。しかも会場スタッフが不足しており、全く統制が取れていないため、どこに並んでいいのかも不明。
やっと列に並び自分の番になると、写真撮影があり、自分の荷物は全て簡易的な(しょぼい)ロッカーに入れさせられました。その後、もう一度長時間待たされ、ようやく受験が始まりました。
教室に入ると、周囲が「I live in Tokyo. I live in Tokyo. I live in Tokyo.」とお経のような呪文を唱えておりかなりビビる。
試験開始前から疲弊し、完全に場にも飲まれてしまっていましたが、何とか気持ちを切り替えてリーディングをスタート。前の問題に戻れることを知らなかったため、「一旦わからない問題を飛ばして次の問題に進む」ということができずに時間を浪費。
続くリスニングでも「1つ音声に対して何問あるのか」など基本的なこともわからず、パニック状態のままあっという間に全問終了。
休憩時間に入るも、食事などを準備しておらず、飲み物だけを一気飲みして試験場に戻る。
全然休まらないままスピーキング・ライティングに突中するも、心身ともに疲れた状態で(挙句トイレにも行きたくなり)、ほぼ何も回答できないまま初受験が終わりました。
初受験のやばいスコア:高すぎる期待を抱いた結果・・・
手応えは全くなかったものの、TOEIC900点取れていることによる謎の自信により、80点くらいは取れてるだろうと思いながら開いた実際のスコアレポートがこちらです。
想定よりも40点程低いスコアで絶望し、TOEFL受験を諦めようかと思いました・・・。
まとめ:TOEFL初受験でのよくある失敗
私の失敗の原因を一言でいうと準備不足です。具体的には以下のミスがありました。その部分をしっかり準備することで、初受験でも大きな失敗をせずに、期待するスコアに届く可能性が高まります。
<初受験でのよくある失敗>
・問題形式を把握していない
・当日の受験手続きの流れを理解していない
・時間配分を考えていない
・休憩時間の過ごし方を考えていない
・役立つアイテムなどを準備していない
・体調やメンタル面を万全にして臨んでいない
これは初受験の方だけではなく、複数回受験していてもスコアが中々伸びない人に見られる共通点とも言えるかもしれません。
事前に以下のポイントを潰しておくことで、思った以上のスコアアップに繋がりますので、必ず事前に確認しておくようにしてください。
これらの対策として別記事にまとめていますので、初受験を控えている・スコアが伸び悩んでいる方は是非ご覧ください。